先週末、6/29～6/30の間、白内障学会に、（正確には日本白内障屈折矯正手術学会2024といいます。白内障をおもに、ICL,LASIKなどの屈折矯正手術についての学会となります。）参加してまいりました。

29土曜日、午前診療を終えた後、新幹線にとびのって仮眠して、急ぎ過ぎて昼ごはんを食べ損ねました（笑）、博多駅からすぐですので、3時過ぎに学会場到着となりました。

明日30昼までの24時間しか滞在できませんので、全集中モードでそれぞれのセッションに参加してまいりました。

土曜日は、『満足度の高い多焦点眼内レンズ手術のポイント』アルコン社の、デジタルデバイスについてのイブニングセミナーに、

日曜日は、HOYA社の同社初の3焦点レンズについてのモーニングセミナー、『ICL始めてみました。こんな時あなたならどうする』『眼内レンズ度数計算（基礎から最新まで）』のそれぞれのセッションを聴講いたしました。

聴講の合間に機械展示会場も見てまわり、いくつか有望な機械がありました。まず、エレックス社の毛様体光凝固です。すでにTOMEY社の毛様体光凝固は発売されておりますが、改良されているところもあるとのことでした。

毛様体光凝固は、当院が注力しているSLTでも眼圧が下がらない、中等症の緑内障が対象になります。SLT同様に日帰りで短時間、安全におこなえますので、前から注目しておりました。

つぎに、ニデック社の最新型OCTを見て、直接患者様役となり撮影してもらいました。血管造影（アンギオグラフィー）にも対応して、素晴らしい解像度でした。

さらにトプコン社の最新型視野計を同様に体験しました。最大の特徴は明室で使用できることです。（暗室のスペースは限られますので）また標準検査機のハンフリー社製のものより、計測時間が短かったです。

患者様にとっても大変有用な機械となります。今後の導入を検討させていただきます。

博多のお土産の山です。（笑）