お知らせ

2021.01.23 学会・勉強会

網膜黄斑疾患セミナーin呉聴講

昨日1/22(金)診察後、19時から、木村眼科内科病院が定期的に開催されている、網膜黄斑疾患セミナーin呉をLIVE聴講いたしました。

今回は網膜静脈分枝閉塞症の治療がテーマでした。

私の出身教室の同門の、信州大学眼科村田教授が特別講演をされました。

ZIPANGUスタディという多施設合同研究の結果についてご教授いただきました。

まとめますと、網膜静脈分枝閉塞症による視力低下はVEGFにより血管瘤が破綻し、浸出液が漏出し、網膜の浮腫・変性をおこすことによること。網膜静脈分枝閉塞症にたいしては、ルセンティスの早期投与がとにかく重要であること。また発症後1年間は、レーザー:光凝固を行っても、行わなくても、ルセンティスの投与本数に差が出ないこと。また最初の3か月間の投与本数で、その後1年間の投与本数が予想できること。

ということでございました。

網膜静脈分枝閉塞症は高齢者の急な視力低下のおおきな原因となる病気で、冬場に増える性質があります。当院でもルセンティスのまたはアイリーア投与し、レーザー:光凝固を標準的におこなっていますが、この結果を踏まえてレーザーの開始時期を検討してまいります。

 

 

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診療時間

診療時間 日・祝
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眼鏡処方、コンタクトレンズ処方、オクルパッドの受付は終了30分前までとなります。

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(手術・特殊検査・ハードコンタクトレンズ処方は予約制です。)

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