お知らせ

2020.05.22 学会・勉強会

加齢黄斑変性に関するオンライン講演

本日5/22(金)診察後19時から20時まで、㈱ノバルティスファーマ主催のベオビュ発売記念TIMという勉強会に参加しました。

参加したといいましても、今回は新型コロナウイルスの影響により、Microsoft Teamsを介したウェブ上での勉強会でした。

演者の大津赤十字病院眼科部長の山城健児先生(滋賀県におられます)と、座長の、木村眼科内科病院の山川良治院長(呉市におられます)と、参加者をウェブで結ぶ形でおこなわれました。

テーマは1週間後に発売にな新規抗VEGF薬;ベオビュと、加齢黄斑変性症の治療についてでした。

加齢黄斑変性症で、液の貯留する部位(IRF,SRF,PED)と視力の関係について、また、ベオビュの特性について、分子量が小さいため、薬剤濃度を高めており、薬剤の効果が持続しやすいこと。

現在の主流薬である、アイリーアと視力維持効果は同等であり、維持期には投与間隔を1.5倍の3か月にあけることができると思われること。

脈絡膜の肥厚や血管炎という副作用に注意は必要となるが、かなりの症例に使用できるのではないか、特にアジア人に多いパキコロイド系疾患に有用である可能性が高いことを述べておられました。

ベオビュには薬剤の維持効果には期待しています。患者様にとって、経済的にも、精神的にもご負担になる、抗VEGF治療;硝子体内注射の頻度がへらせる可能性は高いので、多くの加齢黄斑変性症の患者様にとって福音になればと考えております。

当院では来月からさきがげて導入いたしますので、加齢黄斑変性症と診断を受けられた患者様、また現在抗VEGF治療を続けておられる患者様でとくに治療が負担になっておられる患者様は、ご遠慮なくご相談にいらしてください。

 

 

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診療時間

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原則予約不要です。
(手術・特殊検査・ハードコンタクトレンズ処方は予約制です。)

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