10/26(土)、最大の眼科学会である、臨床眼科学会に参加してきました。臨時休診となり、患者様には大変ご迷惑をおかけいたしました。開院以来、学会のための休診ははじめてだったのですが、医療は日進月歩で進化いたしますので、最新の知識・技術を導入することも地域医療をささえるものとして重要だと考えております。

皆様にご迷惑をおかけしました分、丸一日にかけて知識を吸収してまいりました。(翌日がまた仕事がありましたので)

今学会の最大のトピックはアルコン社の3焦点眼内レンズだったと思います。数日前に正式発売となりましたが、全国的に有名な数施設で試験導入されていましたので、その成績が発表されました。

結果は予想以上によいものでした近・中・遠すべての視力がよく、夜間運転時のいやらしさ：ハローグレアもすくないということでした。

個人輸入で使用されていた別の3焦点レンズの成績はもともとよく、また個人的にえていた情報でも良好であると聞いておりましたが、今後、多焦点レンズの主役となっていくことは間違いないようです。

これを踏まえて当院でも3焦点眼内レンズを積極的に導入してまいります。今月、来月の手術に予約をいれていますので、市内ではもっともはやいと思われます。

器械ブースでは、ニデック社のOCT,広角眼カメラを組み合わせた最新機械、JFC社の前眼部OCTが注目をあつめていました。

どちらも直接撮影して説明をうけてきました。大変有用な機械ではありますがきわめて高額で、市内では導入例がなく、近未来の導入検討対象と考えています。

それとは別の最新機械の導入最終調整しており、近日公開できる予定です。

『最新機械はこいけ眼科から』をモットーに積極的に最新機械を導入していくことをお約束いたします。