お知らせ

2023.07.29 その他の病気

35歳から老眼になる!?

35歳から老眼になる!?

実はタイトルどおりなのです。

老眼(老視)とは、目の心にある水晶体の弾力性が衰え、ピントを合わせる筋肉(毛様体筋)の筋力が衰えることで起きます。

人間は、近くを見る時には、毛様体筋を収縮させて、水晶体を厚くすることで、近くに焦点を合わせます。 上記の年齢変化で、遠くが見える状態で、近くを見ようとするとぼやける、すぐにピントが合わないというし症状が出ます。 一般的に思われているよりも早く、30代後半から必ず症状が始まります。水晶体の弾力性が完全に失われる、60才くらいまで進行します

それ以外にも、小さい文字が見にくくなったり、頭痛、肩こりが出たり、眼精疲労を感じたりします。特に暗くなると症状が強まります。

近視がない方は、裸眼で遠くが見えていますので、老眼症状を早く自覚しやすいです。45歳前後から、老眼鏡が必要になることが多いです。

一方、近視がある方は、裸眼の状態で、もともと近くにピントが合っているため、老眼症状に気づきにくい、遅れる傾向があります。眼鏡が必要になることも遅れやすいです。

ただ、近視の方が眼鏡を常用していると、近視がない方と同じ程度に、近くの見にくさを感じはじめます。 老眼の治療はまず、遠近の眼鏡・コンタクトレンズが基本になります。

近視がない方は、近くを見る時だけ老眼鏡を使います。(適切な度数をかける必要があり、年齢とともに必要な度数も変化していきます。)

近視がある方は、簡単なのは眼鏡・コンタクトの度数を弱くすれば、近くも見やすくできます。 ただ、遠くの見え方は落ちますので、遠くも近くも見えるようにしたい場合、遠近の眼鏡・コンタクトにしたり、片方の目は遠くに合わせて、反対の目は近くに合わせたり(モノビジョン)します。

また、老眼の根本治療として、多焦点眼内レンズをもちいた白内障手術があります。

 

お知らせ一覧へ戻る

診療時間

診療時間 日・祝
午前 9:00〜
13:00
○※
午後 15:00〜
18:00

※火曜のみ受付12時まで。また月1回臨時休診がございます。電話でご確認ください。

眼鏡処方、コンタクトレンズ処方、オクルパッドの受付は終了30分前までとなります。

原則予約不要です。
(手術・特殊検査・ハードコンタクトレンズ処方は予約制です。)

緊急手術がある場合、診療時間を切り上げる場合がございます。

コンタクトレンズ未経験の患者様の処方は行っておりません。