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2021.08.10 その他の病気

動体視力

オリンピックで日本選手のメダルラッシュにわいて、閉幕しました。

スポーツ、とくに野球・サッカーなどの球技では「動体視力」という言葉が使われることがよくあります。ボールなど動く物体の軌跡や回転などを見分ける能力を言います。「動体視力」は通常眼科で測定する「視力」と異なる能力になります。

また、75歳以上の運転者が運転免許を更新する場合に、義務付けられる高齢者講習において運転適性検査の一つとして動体視力検査が行われていますので、運転でも必要な能力になります。

動体視力には横方向の動きを識別するDVA動体視力と、前後方向の動きを識別するKVA動体視力がありそれぞれのの競技に関する能力の多くに動体視力能力が関係します。

「視力」は眼球を構成する角膜・水晶体・網膜の状態で決まります。本人の努力やトレーニングで向上することはありません。白内障・眼底出血・黄斑変性などを発症すると、年齢とともにおとろえていきますが、白内障手術などで改善できることもあります。

それに対して「動体視力」は眼球より、脳や神経の働きで決まってきます。日々おこなうトレーニングや競技経験によって獲得される技術です。年齢とともにおとろますが、トレーニングによっては高齢になっても維持することもできるでしょう。

スポーツトレーニングなどで、測定したり、向上させることはありますが、残念ながら、眼科で計測できるところはほとんどありません。

 

 

 

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