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2020.05.29 その他の病気

光で近視を予防する眼鏡・コンタクト

眼鏡やコンタクトレンズで光を照射し近視を予防する研究が具体化しています。近視の眼鏡、コンタクトレンズをかけることで、近視の予防ができるという夢のようなお話です。眼鏡は今年中にも実用化の見込みとのことです。

最初は開発費が載せられますため、高額になると思われますが、興味深いニュースです。

窪田製薬ホールディングス(HD)は、近視治療用ウエアラブルデバイスの開発を加速します。卓上型の試作機を使ったヒトを対象とした臨床試験で、角膜から網膜までの長さである眼軸長の短縮を確認しました。

眼軸長は年齢とともに伸びたり、成長が止まったりするもので、人工的な光により短くなることは世界でも前例がないという。近視の原因の一つである眼軸長の伸びを治せる可能性が示唆されたことを受け、同社ではスマートメガネやスマートコンタクトレンズに応用し、治療機器としての実用化を目指しているとのことです。

眼球のなかで網膜よりも前でピントが合ってしまうため、近くは見えても遠くが見えにくくなる近視にはいくつか種類がありますが、遺伝性や、進行性の近視の多くは、眼球が前後方向に伸びる眼軸長の伸長によって起こります。

2050年には世界の約半数の人が近視に陥ると予測され、とくに日本を含む中国や韓国といった東アジアで急激に増加しています。

近視の進行で眼軸長が伸びることにより、緑内障や白内障や網膜剥離、眼底出血など目の疾患リスクが高まることも知られていますが、いまだ日本国内で薬事承認を受けた治療法はありませんでした。

スマートメガネは「クボタメガネ」と命名。2020年後半に実証試験を終え、2020年内にプロトタイプの完成を目指す。スマートコンタクトレンズの開発スケジュールは「現段階で公表できない」(同社)としている。

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