緊急事態宣言が発令されて3週間がすぎました。皆様、大変な緊張とストレスの中でゴールデンウィークを過ごされていることと思います。

またオフィスワーカーの方々は急遽、テレワークに切り替えられ、やはり困惑とストレスを感じていらっしゃるでしょう。

テレワークは目に負担をかけやすい、特にドライアイを悪化させやすい条件がそろっていますので注意が必要となります。

ドライアイが誘発される環境因子として3コンというのが言われております。エアコン、パソコン、コンタクトレンズです。。それに加えて最近では3Sというのも提唱されております。スマホ、ストレス、座り過ぎと言うものです。

まさにテレワークの環境にあてはまってしまいますね。自宅でずっと居なくてはならない状況では、ドライアイになり易いのです。

ドライアイは単に乾き目というだけでなく、様々な目の症状を出します。列挙しますと、、、

■目が疲れる
■目がごろごろする
■目が乾いた感じがする
■目に不快感がある
■目がヒリヒリ痛い
■目が赤い
■朝目が開けにくい
■目がくしゃくしゃする
■白っぽい目ヤニがでる
■なんとなく見辛い
■時々かすんで見える
■最近少し視力が低下したようだ

など種々の症状を出してしまいます。上記のような症状が強い方は眼科受診されることをお勧めいたします。当院ではコロナウイルス感染予防対策を徹底しております。

またそれ以外にも、体勢の悪さから身体の不調につながることもあります。
これは、主に、肩や腰の痛みの原因になります。特に、住宅環境がそれほど良くない都市部では、自宅に自分の仕事用のデスクを持っていない人は、結構おられます。そうなると、小さな座卓や食事用のテーブルなどで仕事をすることになってしまいます。

食事用のテーブルは、事務用デスクよりも少し低めに作られておりますので、食事用のテーブルで作業しますと、どうしても、やや猫背気味になります。また、小さなノートパソコンを使わなくてはならないことも、この傾向を強めます。しかしながら今から、テレワーク用の机やパソコンを買い足すことは、スペース、コストの面から負担が大きいです。
とりあえず、パソコンのディスプレイの高さだけでも調節されるとよいでしょう。パソコンのディスプレイを、猫背にならない状態で目線の高さよりもやや低くなるくらいの場所に調整しましょう。

ノートパソコンの場合は、そこまで高くすることは難しいと思いますが、本・雑誌や何かの台に乗せられるなどして、少しでも高さを稼ぐと、猫背を軽くできます。

目のためにも、身体のためにも、少しづつで良いので、感染防御に配慮しながら、自宅周りの散歩などされた方が良いと思います。

私も、時々瀬野川沿いを散歩・ジョギングすることがありますが(マスクは着用しています)、最近、どこから来たのか、鹿が1匹出現して話題になっています。