お知らせ

2024.05.01 視神経の病気(緑内障)

日帰り緑内障レーザー(SLT)当日の流れ

当院は、緑内障診療に力を入れています。眼圧・視野のコントロールを徹底するために、日帰り緑内障レーザー(SLT)に積極的にとりくんでいます。

緑内障レーザーの特徴はとにかく、患者様のご負担がすくないことです。治療は痛みなく、3-5分という短時間でおわります。

生活・お仕事への影響も最小限となりますが、今回は具体的に、緑内障レーザー当日の患者様の流れについてくわしく説明させていただきます。

まず、外来で予約いただいた日時(レーザー開始の30分前)に来院してください。(時間きっかりで大丈夫です。とくに早く来院されなくても大丈夫です。)

レーザーそのもので見え方はほとんど変わりませんが、瞳孔をちぢめる目薬で、少し見えにくくなりますので、お車での来院はひかえてください。

緑内障の目薬をふくむ、すべてのお薬を当日も続行してください。

 

まず検査室で視力・眼圧を測ります。同時に、眼圧上昇を抑える目薬(アイオピジン)と、レーザーを当てやすくするため、瞳孔をちぢめる目薬(サンピロ)を点眼します。

お薬が効くのを30分間院内でお待ちいただきます。雑誌・テレビ・スマートフォンをみたりして、ご自由にお過ごしください。(外出はできません。)

レーザーがある、2番診察室に、看護師がお連れします。対面式の機械(診察を受けられるスリットに似ています)

にあごをのせてただいて、おでこもあごも、機械にくっつくようにしっかり前に出していただきます。

目薬麻酔をしてから、目に大型の治療用コンタクトレンズをつけて治療開始です。

ほかのレーザーよりは小さいですが、ピー、ピーというレーザーの発信音が聞こえますが、だいたい3-5分で終わります。痛みはなく、時々わずかな違和感を感じる程度です。

 

コンタクトレンズを回転させて、目の水の出口である、繊維柱帯の全周にレーザー照射します。レーザー中でも普通にお話しできますので、万一、目の痛みを感じたり、不調が出ましたら、遠慮なくおっしゃってください。

治療後、再度眼圧上昇をおさえる目薬をさして、30分後に眼圧をはかり、診察をうけていただきます。

長時間になりますので、院内で待たれてもいいですが、外出も可能です。

診察後お帰りいただけます。

 

当日から、お化粧、お風呂、シャワー、お仕事を普通にしていただけます。(激しい運動、多量のアルコールだけひかえていただきます。)すべてのお薬もそのまま続行してください。翌日からは、運転、お仕事、生活に関して、まったく制限がなくなります。

治療約1週間後に、診察にきていただき、眼圧と炎症のチェックをさせていただきます。その後、2週間、、、と診察があります。

眼圧がしっかり下がった患者様、緑内障点眼の副作用を避けるために、レーザーをおこなった患者様は、緑内障点眼の中止を指示させていただきます。

それ以外の患者様はまずはすべての点眼を続行してください。

以上のように、生活・お仕事への影響を最小限に眼圧を下げることが出来る、良い治療になります。(手術であれば、入院になることが多いです、また生活制限は厳重になり、診察も頻繁になります。)

他院で治療をされている患者様でも、緑内障手術をすすめられて不安がある患者様、緑内障点眼の副作用に悩まれている患者様、緑内障点眼をたくさんさすことが負担になっている患者様は、ご遠慮なく治療相談にいらしてください。

レーザーは傷を残しませんので、レーザーを受けたことも、診察をしても分からないようになっています。

 

 

 

 

 

 

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診療時間

診療時間 日・祝
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13:00
○※
午後 15:00〜
18:00

※火曜のみ受付12時まで。また月1回臨時休診がございます。電話でご確認ください。

眼鏡処方、コンタクトレンズ処方、オクルパッドの受付は終了30分前までとなります。

原則予約不要です。
(手術・特殊検査・ハードコンタクトレンズ処方は予約制です。)

緊急手術がある場合、診療時間を切り上げる場合がございます。

コンタクトレンズ未経験の患者様の処方は行っておりません。