ライトアップinグリーン運動とは緑内障の啓発活動になります。日本緑内障学会が、世界緑内障週間にあわせて、各地の公共施設などを、緑色にライトアップすることで、緑内障に対する、知識・関心を広めるための活動になります。

世界緑内障週間（World Glaucoma Week, WGW）3)とは、世界緑内障連盟（World Glaucoma Association, WGA）が実行組織となって、2008年から世界一斉に行われてきた緑内障啓発のための国際的なイベントです。毎年3月上旬の一週間に、世界各地で各国・各地域の実情に合わせて様々な活動が行われます。

緑内障は40歳以上で17人に１人と有病率の高い疾患で、失明原因の第一位となる、最も重要な目の病気になります。初期の自覚症状がほとんどないことが多いため、潜在的な患者様は数百人にのぼるとも推定されています。

ゆっくりですが、徐々に視野が失れていく病気で、手術・点眼薬による治療を行います。しかし予防効果は得られますが、完全に回復することはありませんので早期発見がとても重要になります。

当院にも多くの緑内障患者様が通院されておられ、またほとんど毎日、新規に診断がつく患者様が来院されます。

緑内障の診療にはもっとも力を入れております。

今年は、3/12(日)～3/18(土)にあたりますが、当院も今年から、このライトアップinグリーン運動に参加することにいたしました。(広島県で3施設目となります。)

対象期間の夜間、当院の正面玄関を緑色にライトアップします。当院の目の前には、非常に交通量の多い県道が走っておりますので、多くの方にご覧いただき、緑内障に対して関心を持っていただればと願っております。

近づきましたら、再度告知させていただきます。

日本各地のシンボルマークがグリーンにライトアップされます。