お知らせ

2024.10.12 視神経の病気(緑内障)

NHK『きょうの健康』緑内障特集

NHKEテレの『きょうの健康』で緑内障特集が放送されていました。

東邦大学大橋病院の石田恭子先生がわかりやすく緑内障について解説されていました。患者様、ご家族様、気になる方は、10/15(火) 午後0時から0時15分に再放送があります。

またTVerなどで見逃し配信を見ることもできると思います。

 

私は緑内障診療をライフワークとしておりますので当然みさせていただきました。内容を総括いたしますと、

緑内障は、通常眼圧が上がって目の奥の視神経をいためて視野が欠けていく病気です。

しかし、眼圧が正常範囲でも緑内障になってしまう「正常眼圧緑内障」が日本人ではとくに多く、70~80%をしめています。

また緑内障で視野が欠け始めても、反対の目や脳がおぎなうため、気づきにくいです。

そこで、「正常眼圧緑内障」を見逃さないよう、OCT(目の断層撮影)という機械で、緑内障を早期発見できます。

OCTで網膜の神経の厚みを正確に計測できるため、緑内障の始まりを鋭敏にとらえることができます。

緑内障の治療は目薬が基本になります。目薬で眼圧を下げて神経をまもり緑内障の進行をふせぐことができます。

毎日目薬をかかさずつけることが重要になります。

目薬をさすのが難しい患者様におすすめしたのが『げんこつ法』になります。

これは、利き手に目薬を持って、反対の手でげんこつを作って、そのげんこつの上に、利き手を当てがって安定させて目薬をさす方法です。(下記イラスト参照ください。)

これで、目との距離を適切に保つことができ、手が震えても、安定してさすことが可能です。

お電話でお問い合わせいただきましても、目を診察せずにお答えすることはいたしかねます。診察で目をしっかり診させていただいたうえで詳しくご説明さしあげます。

 

 

 

 

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診療時間

診療時間 日・祝
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眼鏡処方、コンタクトレンズ処方、オクルパッドの受付は終了30分前までとなります。

原則予約不要です。
(手術・特殊検査・ハードコンタクトレンズ処方は予約制です。)

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