眼科で行う検査⑩　スリット検査です。眼科の最も基本的な、ほとんど全員にうけていただく検査になります。

スリットとは、隙間のことをいいます。スカートでもスリットの入った、なんていいますよね。

スリットランプは細隙灯顕微鏡といって、隙間から光を入れて、目の前側の組織を顕微鏡をつかって詳細に診る、眼科の基本的な検査になります。

あご台にお顔をのせていただいて、医師と対面式に、まぶしい光を感じる検査です。眼科で必ず受ける検査になります。

基本的にすべての患者様におこないます。またその場で、目の表面のごみ取り、睫毛抜きなどの小処置もおこないます。（必要に応じて、目薬麻酔をします。）

さらに非常にまぶしくなりますが、前置レンズを眼前において、眼底や隅角を観察します。（レーザーの治療適応を決定するために行うことが多いです。）

当院では、性能の高い国産にこだわり、㈱イナミ社製を２台導入しております。高性能デジタルカメラと接続していますので、撮影した目の写真もをそのままお見せすることが出来ます。患者様への分かりやすい説明につながっております。

実はレーザー機械にはスリットランプが必ず附属していますので、レーザー機械で、目の表面の診察もできるのです。

検査の受け方です。下側にあるあご台に、前に押しつけるようにあごをのせていただき、おでこを前の板におしつけるようにするだけです。処置の際には、安全のために。看護師が後ろから押さえさせてもらいます。

基本的に毎回行う検査になりますので、ご協力よろしくお願いいたします

お電話でお問い合わせいただきましても、目を診察せずにお答えすることはいたしかねます。診察で目をしっかり診させていただいたうえで詳しくご説明さしあげます。