OCTとは目のCTともいいます。赤外線を目の内部に送って、目の内部構造を詳細に計測する最新機械です。

現在、多くのクリニックに導入されるようになり、眼科診療にかかせない機械になってきています。

通常のOCTは、目の奥の組織：眼底(網膜・視神経)の形状をしらべますが、前眼部OCTという、目の前側の組織(角膜・虹彩・隅角・水晶体)の形状を調べるタイプもあります。

当院のOCT はトプコン社、マエストロというタイプで、目の奥の組織を調べる、通常のOCTのほうになりますが、機械にアタッチメントをつけることで、撮影場所をかえることで、簡単に、目の前側の組織を調べることができるすぐれものなのです。(前側にの撮影に特化した前眼部OCTに比べると少し精度は落ちます。)

OCTはそれぞれ高価ですし、置き場所も取りますので、私個人としてもありがたい機能です。

昨日昼にトプコン社員さんに来院いただき、前眼部の撮影法を再度教えていただきました。計測時間も長くはありませんので、日常診療にも取りいれてまいります。