視能訓練士をご存じでしょうか？

視能訓練士(ORTともいいます)は、国家資格として認定される眼科の検査、斜視・弱視の訓練のプロフェッショナルです。リハビリが専門の理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などと同様の専門性の高い職種です。

視能訓練士は、眼科検査に習熟していますので、正確な診断・手術のために重要な役割を果たしてくれています。

眼科医にとって、検査の重要なパートナーなのです。（手術・処置のパートナーが看護師です。）

現在の常勤視能訓練士にくわえて、近夏より非常勤視能訓練士が入職しますので、今まで以上に正確な、一般検査、術前検査、眼鏡・コンタクトレンズ処方ができるようになり、また待ち時間短縮にもつながります。

視能訓練士と連携することで、通常の眼科クリニックで対応の難しい、斜視・弱視・ロービジョンといった、専門性の高い医療にも対応できます。（手術が必要など重症例はすみやかに連携施設に紹介いたします。）

紫色のユニフォームを着ていますので、視力のことや検査のことをお気軽に質問してください。

以下、視能訓練士協会のサイトより転載させていただきました、視能訓練士の業務の説明になります。

視能訓練士は、視力検査・屈折検査・眼鏡処方検査・コンタクトレンズ検査・視野検査や、眼の奥の写真や組織の断層を撮、影する画像診断検査、正確な手術をおこなうための手術前の検査など様々な眼科一般検査および精密な特殊検査も担当します。

医師の診断や治療に必要な的確なデータを提供し、眼科医療をサポートしています。

視覚の発達する年齢は限られています。お答えを引き出すのが難しい低年齢の小児の視機能検査をおこない、弱視や斜視に対しての視力向上や正常な両眼視機能の獲得を目的とした視能訓練をおこないます。

画像はイメージで当院の視能訓練士ではありません。