日常診療をしていて、コロナ禍の影響のひとつが、前置レンズがくもってしまうという問題があります。

眼底を詳細にみる場合、あるいは、さまざまなレーザー治療をする場合に、目の前に、接触・非接触のレンズを置いて診療をすることがあります。

患者様皆様、マスクをしていただいていますので、あたたかい呼気で、レンズがくもってしまうことがあります。

対策として、レンズを30度程度の保温機であたためて、温度差をなくすようにしております。

レーザー治療と、眼底で詳細な観察が必要な場合は、マスクを鼻の部分だけずらすようお願いすることがございます。

私自身は勿論マスクをしておりますし、それぞれの機械には、医師・患者間に仕切り板によって、感染防御はしておりますので、治療の間だけ、ご協力いただけると幸いです。