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2019.06.19 その他

ガボールパッチ

昨日のテレビ番組『この差って何ですか』で、老眼・近視の治療法として、ガボールパッチが紹介されていました。

一般的に、「モノを見る」という行為は、眼球によって行われていると思われがちです。しかし、実際には、目で捉えた画像情報は脳に送られ、脳がその情報を処理することで初めて認識することができる。つまり、目と脳の2つの臓器がなければ、モノを見ることはできません。 目から脳に送られる情報は、必ずしも万全ではない。目には構造上「見えない部分(盲点)」があるのだが、これを脳が補正することで、日常生活に支障の出ない視野が確保されています。

今回紹介する「ガボール・アイ」とは、目ではなく脳のほうにアプローチすることで、目の老化から来る不調を補い、日常で不便のない視力を取り戻す方法だそうです。

「ガボール・パッチ」というぼやけた縞(しま)模様を見ることで、脳は「ぼやけ」を修復するトレーニングを受けることになり、結果として視力の補正に効果を発揮する-という仕組み。つまり、目ではなく脳を鍛えることで、視力を取り戻そうというこころみです

ガボール・パッチの代用として、千円札の、野口英世の透かし像を、目の前の見やすい位置で10秒、下方の見にくい位置で10秒見ることを10分、毎日する方法を紹介していました。

症例数が少ないため、エビデンスが高いとは言いにくいかもしれませんが、老眼に一時的な効果はあると思いますし、出費や負担があるわけではないので、試されてもいいかもしれません。

 

 

 

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