お知らせ

2024.10.10 その他

目の愛護デー『アイフレイル』について(再掲)

前回投稿させていただきましたように、本日10/10は目の愛護デーです。

日頃あまり意識されないかもしれませんが、生活の支えとなる、とても重要な目について考え、いたわるようにしていただければと思います。

日本眼科学会、日本眼科医会では、現在『アイフレイル』の普及にとりくんでいます。

現在、ACジャパン2024年度支援キャンペーンにアイフレイル啓発が選ばれておりますので、テレビ・ラジオなどで目にすることがあると思います。

2024年度支援キャンペーン:アイフレイルの歌|ACジャパン (ad-c.or.jp)

 

アイフレイルとは、目の老化現象のことです。

フレイルとは、眼科にかぎらず、いろいろな診療科で提唱されている概念です。健康な状態から病気を発症するまでの移行期、未病の状態をいいます。
我が国が超高齢社会をむかえるにあたり、厚労省もフレイル対策を重視しており、2020年より75歳以上の後期高齢者を対象に『フレイル検診』がはじまりました。

眼も加齢とともにさまざまな能力が衰えていきますが、内的・外的ストレスがくわわることにより、目の病気(白内障・緑内障・加齢黄斑変性症・糖尿病網膜症・高血圧性網膜症・網膜静脈閉塞症)を発症して、視機能低下します。
そうなることで、移動機能や社会活動が制限され、うつ病・認知症などを発症しやすくなります。

『若い時より、なんとなく見えにくくなった』という症状は多くの方が実感されていると思います。老視や白内障といった、ありふれた病気、治療がむずかしくない病気であればよいのですが、一部に、緑内障・加齢黄斑変性症・糖尿病網膜症といった難治性の病気の初期症状がふくまれている可能性もあります
これらは適切な時期に治療をしないと、回復が難しくなります。

以下にアイフレイルチェックをおしめしします。2つ以上あてはまると、アイフレイルの可能性がありますので、一度眼科受診されることをおすすめいたします。

◆目が疲れやすくなった
◆夕方になると見にくくなることがある
◆新聞や本を長時間見ることが少なくなった
◆食事のときにテーブルを汚すことがある
◆眼鏡をかけてもよく見えないと感じることが多くなった
◆まぶしく感じやすい
◆まばたきしないとはっきり見えないことがある
◆まっすぐの線が波打って見えることがある
◆段差や階段で危ないと感じたことがある
◆信号や道路標識を見落としたことがある

お電話でお問い合わせいただきましても、目を診察せずにお答えすることはいたしかねます。診察で目をしっかり診させていただいたうえで詳しくご説明さしあげます。

 

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診療時間

診療時間 日・祝
午前 9:00〜
13:00
○※
午後 15:00〜
18:00

※火曜のみ受付12時まで。また月1回臨時休診がございます。電話でご確認ください。

眼鏡処方、コンタクトレンズ処方、オクルパッドの受付は終了30分前までとなります。

原則予約不要です。
(手術・特殊検査・ハードコンタクトレンズ処方は予約制です。)

緊急手術がある場合、診療時間を切り上げる場合がございます。

コンタクトレンズ未経験の患者様の処方は行っておりません。