お知らせ

2024.05.06 網膜の病気

抗VEGF薬:(硝子体注射薬)のあたらしい選択肢

抗VEGF薬:(硝子体注射薬)の有用なあたらしい選択肢が今年後半に登場します。

抗VEGF療法(硝子体注射)は、加齢黄斑変性症・糖尿病黄斑浮腫・網膜静脈閉塞の黄斑浮腫などの難治性の眼底疾患を短時間の日帰りでおさえることができる、有用な治療法で、当院で毎月多くの患者様の治療を行っております。」

前回投稿しましたように、現在の抗VEGF薬:(硝子体注射薬)の第一選択薬であるアイリーアの高濃度版が発売されたばかりですが、今度はアイリーアのBS(バイオシミラー)が、今年11月に正式発売される予定です。

バイオシミラーとは、平たくいうと、後発品のようなもので、医学的な薬効は先発品と同等であることが保証されたものになり、比較的お安くご提供できるものになります。

すでにルセンティスのバイオシミラー版、ラニビズマブBSは導入されており、当院でも、治療・ご負担のバランスの良さから、使用頻度が高い薬剤になっております。

アイリーアBSは、さらに有用な選択肢となると思います。これからのデータ待ちの部分もありますが、ルセンティスより、アイリーアの方が、薬効は優れていますので、ラニビズマブBSをうわまわる薬効が期待できます。

 

適応疾患が、網膜静脈閉塞症に伴う黄斑浮腫、病的近視における脈絡膜新生血管、糖尿病黄斑浮腫の3つとなり、もっとも頻度が多い、加齢黄斑変性症はいずれ承認となります。

正式発売されましたら、さきがけて導入し、適応患者様にご説明の上、投与させていただきます。

『最新の治療・検査はこいけ眼科から』これからも最新の眼科医療をご提供してまいります。

 

 

 

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