お知らせ

2023.10.02 網膜の病気

網膜静脈閉塞症の後発品注射薬認可

㈱千寿製薬のラニビズマブBSが、網膜静脈閉塞症に対しても適応を取得しました。

ラニビズマブBSは抗VEGF 薬(硝子体注射薬)『ルセンティス』のバイオシミラーになります。

バイオシミラーとは遺伝子組み換え技術や細胞培養技術をもちいて製造した、たんぱく質を有効成分とした、医薬品になります。先発薬剤と同等の薬効が証明された薬剤:後発品のようなものということになります。

薬価も安価に設定されており、先発品の半額近くになります。従来薬よりも負担なく治療ができます。特に3割負担の患者様では治療費の差が大きくなります。

網膜静脈閉塞症は、加齢黄斑変性症に次いで抗VEGF 薬(硝子体注射薬)の対象として多い病気になります。また注射に対する治療の反応がよく、視力がしばしば向上しますので、医師・患者様にとって、より積極的に治療を受けやすい病気になります。

当院では、国内承認のすべての硝子体注射薬を採用しております。患者様の病状だけでなく、経済的な負担もふくめて総合的に考慮して、注射薬を選択させていただいております。

総合病院、他院からの転院ご希望の患者様も積極的にお受けしておりますので、定期的な硝子体注射がご負担になっておられましたら、ご遠慮なく相談にいらしてください

安全に数分間で痛みなく終わります。数日から1週間で視力の改善が期待できます。

当院では白内障手術と同様の厳重な感染対策のもと注射をおこなっております。

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診療時間

診療時間 日・祝
午前 9:00〜
13:00
○※
午後 15:00〜
18:00

※火曜のみ受付12時まで。また月1回臨時休診がございます。電話でご確認ください。

眼鏡処方、コンタクトレンズ処方、オクルパッドの受付は終了30分前までとなります。

原則予約不要です。
(手術・特殊検査・ハードコンタクトレンズ処方は予約制です。)

緊急手術がある場合、診療時間を切り上げる場合がございます。

コンタクトレンズ未経験の患者様の処方は行っておりません。