お知らせ

2021.05.04 網膜の病気

網膜静脈閉塞症とは

網膜静脈閉塞症とは、高齢者や糖尿病・高血圧・高脂血症・動脈硬化といった生活習慣病をお持ちの方で起きやすい、重症の眼底出血の1種です。
急激な視力低下の原因となります。一部数日から数週間かけてじょじょに完成するタイプもあります。
目の血管の末梢から、心臓に戻る静脈が、詰まって、血管が裂けて出血を起こす状態です。
詰まった場所におうじて、網膜中心静脈閉塞症と網膜静脈分枝閉塞症にわかれます。網膜中心静脈閉塞症の方がより、中心に近い部位で閉塞しますので重症です。
出血量は多くなりますが、眼底出血そのもので見えなくなるよりも、網膜の水ぶくれ(浮腫)で見えなくなります。
視力が下がる、かすむ、中心だけ見えなくなる、見えない場所を自覚するなどです。
この浮腫に対して、抗VEGF療法;硝子体注射(アイリーア、ルセンティス)が良く効いて、視力を回復できますが、タイミングが重要で、発症してから早いほど回復の可能性が高いです。
血管が詰まることによる、網膜の虚血(酸素不足)の程度、範囲によってレーザー治療:光凝固を組み合わせることもあります。
糖尿病網膜症に似た悪い変化、新生血管が生えることを予防するためです。

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診療時間

診療時間 日・祝
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13:00
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午後 15:00〜
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