お知らせ

2020.01.30 網膜の病気

加齢黄斑変性症とは

加齢黄斑変性症とは、近年、急激な高齢者人口の増加や生活習慣の欧米化などに伴い、患者数が急増している目の代表的な成人病の一つで、失明原因第4位の疾患です。およそ70万人の患者様がいるとされています。

女性より男性に多く、年齢が高くなるにつれて増加します。また、喫煙者に多いです。

症状は、視野の中央がよく見えない、ゆがむ、暗く見える、などです。最初は片方の眼に起きて程度も軽いために、見過ごしていることも少なくありません。

視力低下の元となる黄斑浮腫(水ぶくれ)は、網膜の下におこる新生血管の増殖・成長や、網膜内の毛細血管から漏れ出す血液成分によって引き起こされます。その原因となる物質がVEGF(血管内皮増殖因子)です。

抗VEGF療法は、このVEGFの働きを抑える薬剤を眼内に注射することで、新生血管や血管成分の漏れを抑える新しい治療法です。

当院では、アイリーアとルセンティスの2種類の治療薬を使用しています。安芸区で唯一この治療法を導入しています。

糖尿病網膜症や網膜静脈閉塞症による黄斑浮腫の治療にも使用します。

眼球注射というと、恐ろしいと思われるのは当然ですが、実際の治療は短時間で終わり、痛みはほとんどありません。

数か月で薬物が代謝されて眼内から無くなってしまうため、その間に改善が得られない場合は複数回の注射が必要になります。

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診療時間

診療時間 日・祝
午前 9:00〜
13:00
○※
午後 15:00〜
18:00

※火曜のみ受付12時まで。また月1回臨時休診がございます。電話でご確認ください。

眼鏡処方、コンタクトレンズ処方、オクルパッドの受付は終了30分前までとなります。

原則予約不要です。
(手術・特殊検査・ハードコンタクトレンズ処方は予約制です。)

緊急手術がある場合、診療時間を切り上げる場合がございます。

コンタクトレンズ未経験の患者様の処方は行っておりません。