お知らせ

2023.11.22 角膜・結膜の病気

プール熱急増

プール熱が現在、国内全体で急増しています。

子どもに多く、夏に流行のピークを迎える咽頭(いんとう)結膜熱;プール熱の1週間あたりの患者報告数が、過去最多を更新しています。

国立感染研究所が21日、発表した。全国で「警報」基準を超えるのは初めてとういうことです。

全国約3千の小児科定点医療機関から直近1週間(11月6~12日)に報告された患者数は、1医療機関あたり3・23人。現行の感染症法が施行された1999年以降、最も多く、自治体ごとに警報が出される目安となる「3・0人」を、全国の数値が超えたのは初めて。25都道府県で警報基準を超えました。

プール熱の目の症状は、強い結膜炎症状です。目の充血、違和感、痛み、目やに、涙などです。

目以外の症状は、38度以上の高熱が続くとともに、咽頭炎によるのどの痛みが現れます。また、そのほか、首のリンパ節が腫れたり、頭痛、食欲不振、全身倦怠感などを伴います。

最も重要になるのが、感染力のある間、周囲の方にうつさないように予防することです。接触感染によりタオル・寝具・お風呂などを介して感染する可能性があります。

手洗いを頻繁にする、タオルを別にする、一緒に寝ないようにする、お風呂に入る順番を最後にして、なるべくシャワーですませるなどの配慮が必要になります。よく触る場所をアルコール消毒することも有効です。

はやり目は、学校保健安全法の指定感染症ですので、幼稚園・保育園・学校では、流行予防のため感染力がなくなるまで、通学停止となります。眼科で治っていることを確認して、治癒証明書を受け学校に提出することで、登校が可能になります。

成人でも、他人との接触の多い一部の職業(医療関係・学校関係・介護関係)では休職がもとめられます。

 

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