お知らせ

2023.09.25 角膜・結膜の病気

結膜下出血とは

結膜下出血とは、白目がベタッと部分的に急に赤くなることです。頻度の多い病気になります。

<原因>

原因は、結膜(白目)の下側にある細い血管が切れて、血液が漏れることです。皮膚の皮下出血(青あざ)と成り立ちは同じですので、放置しても、1~2週間程度で自然に吸収されます。

血管が弱くなる、40歳以上の方で増加します。強く押したり、こすったり、目をぶつけたりしてなることもありますが、単に、せきをしたり、いきむだけで起きることもあります。

また糖尿病・高血圧・動脈硬化症・貧血・白血病・腎炎などの身体の病気をもっておられる方でも増えます

あるいは、血液をサラサラにする内服薬を服用されている患者様でも起きやすいです。(結膜下出血は自然に吸収されますので、内服薬を中止する必要はありません。)

 

<症状>

少し違和感がある程度で、痛みはありませんので、ご自分では気づかずに他人に指摘されて気づくことが多いです。眼底出血では視力が下がることがありますが、結膜下出血では視力が下がることはありません

 

<治療>
違和感をおさえる点眼薬を処方することがあります。温めたほうが吸収はよくなりますので、ホットパックなども有効です。
目を触ったり、こすったりすると再発することがあります。コンタクトレンズは基本的に装用されて大丈夫ですが、出し入れでは不必要にさわらないようにしましょう。

少量の結膜下出血です。1週間かからずに吸収されます。触らないようにしましょう。

多量の結膜下出血です。血種になって盛り上がっています。回復には時間がかかります。

お知らせ一覧へ戻る

診療時間

診療時間 日・祝
午前 9:00〜
13:00
○※
午後 15:00〜
18:00

※火曜のみ受付12時まで。また月1回臨時休診がございます。電話でご確認ください。

眼鏡処方、コンタクトレンズ処方、オクルパッドの受付は終了30分前までとなります。

原則予約不要です。
(手術・特殊検査・ハードコンタクトレンズ処方は予約制です。)

緊急手術がある場合、診療時間を切り上げる場合がございます。

コンタクトレンズ未経験の患者様の処方は行っておりません。