お知らせ

2023.04.14 角膜・結膜の病気

黄砂による結膜炎について

4/12(水)中国地方は黄砂が飛来し、広島では約1年振りの黄砂が観測されています。

黄砂が原因で結膜炎を生じることがあります。アレルギー性結膜炎の一種になります。黄砂とは、中国などの乾燥地域から風に乗って飛散し、日本などの他の地域にも達するPM2.5などの微小な砂塵のことを指します。

黄砂の結膜炎は、黄砂が風によって目に直接当たることにより、結膜の表面に炎症が生じることで起こります。黄砂には微小な粒子が含まれており、これが結膜に刺激を与え、結膜炎を引き起こします。

黄砂の結膜炎の症状には、目のかゆみ、充血、涙目、異物感、腫れなどがあります。また、黄砂が空気中に多く舞っている日には、目の症状が強まります。

黄砂の結膜炎の予防には、マスクの着用やゴーグルの使用、空気清浄器の利用などが挙げられます。また、目に異物感を感じた場合には、こすらずに点眼液で洗いながすなどの対処法があります。

しかしながら効果は限定的になりますので、眼科を受診し、正確な診断を受け、ほかの結膜炎と鑑別して、適切な点眼治療を受けられることをおすすめいたします。

まだスギ花粉の飛散も続いておりますので、目のアレルギーをお持ちの方にはつらい時期がまだまだ続いてしまいます。

 

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