お知らせ

2023.08.08 水晶体の病気(白内障)

両眼同時白内障手術

当院では、白内障手術にもっとも力を入れています。

人生100年時代といわれるように、最近は、ご高齢でも現役で働いておられる患者様も増えております。白内障は60歳前後から多くの方が発症し、70歳台で手術を迎えれる方がほとんどです。

お仕事への影響を少なく白内障手術が受けていただけるように、いくつか条件はございますが、当院では両眼同時の白内障手術をお受けしております

両眼同時白内障手術のメリットは、まず頻繁になる術後通院をまとめられることです。

白内障手術後は、手術最初の週は、2~3日に1回受診いただきます。その後は1~2週間に1回と頻度が開きます。

また手術当日は、ご家族のお付き添いをお願いしております。

最初の週はかなり頻繁に受診が必要となるのを、両眼まとめてすることで、お仕事への影響、付き添いのご家族へのご負担をすくなくできます。

次に、術後管理をまとめてできることです。

白内障手術後は、感染予防のために、術後4日間は目に水がはいらないように、洗眼・洗髪ができません。かわりにタオルで拭くだけになります。(入浴は翌日からしていただけます。)

同じ4日間、目にさわらないように守るための保護眼鏡をつけて、寝る時も含めて24時間過ごしていただきます。

再手術をさけるためにどうしても必要になりますが、最初の4日間はご負担をかけてしまいます。

このわずらわしさをまとめられることです。

また心理面のメリットです。白内障手術は短時間で終わりますが、患者様皆様、ある程度緊張して受けられます。

緊張をともなう時間をまとめられるということです。(ただし必然的に手術時間は2倍になります。)

 

以上が、両眼同時手術のメリットになりますが、同時手術ができない患者様もおられます。

①多焦点眼内レンズご希望の患者様

多焦点眼内レンズでは、単焦点レンズ以上に度数合わせの正確性が必要になります。先にした手術の目の度数を、後にする目の手術に反映させる必要があります。また多焦点眼内レンズは慣れに時間がかかりますので、両眼の期間をある程度開ける必要があります。

➁目にほかの病気をお持ちの患者様

眼圧が高い患者様、目に炎症がある患者様は、それぞれ、手術後に悪化する可能性がありますので、先にした手術の目が安定することを確認してから、後の目を手術する必要があります。

➂緊張しやすい患者様

片目単独の手術にくらべて手術時間は2倍以上になりますので、精神的に苦痛になると思います。

以上にあてはまる患者様はお受けできません。安全上問題がある場合はお受けできませんが、ご希望の患者様おっしゃってください。診察時にくわしく説明させていただきます。

 

 

 

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診療時間

診療時間 日・祝
午前 9:00〜
13:00
○※
午後 15:00〜
18:00

※火曜のみ受付12時まで。また月1回臨時休診がございます。電話でご確認ください。

眼鏡処方、コンタクトレンズ処方、オクルパッドの受付は終了30分前までとなります。

原則予約不要です。
(手術・特殊検査・ハードコンタクトレンズ処方は予約制です。)

緊急手術がある場合、診療時間を切り上げる場合がございます。

コンタクトレンズ未経験の患者様の処方は行っておりません。