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2021.03.29 水晶体の病気(白内障)

白内障とは

白内障とは、眼球の真ん中にある、水晶体が濁る状態です。水晶体は光を通す働きをしています。光が眼内に通らなくなりますので、かすむ(遠方、近方という距離を問わずに、)、まぶしくなる、色の鮮明さが失われる、二重に見えるという症状が出ます。
また水晶体が厚くなることで度数がかわりますので、眼鏡を頻繁にかえるようになる、一時的に近方が見やすくなるといった症状が出ることもあります。
50歳代から症状がではじめて、60歳代から70歳代に症状がつよくなり、手術を受けられる方がふえてきます。
最近、食週間の変化や、近視の増加などで、若年発症がふえています。
日本全体で年間130万件をこえる手術件数となっており、眼科をとわず、すべての手術でもっとも多い件数となっています。
現在では手術機械・手術主義が完成してきていますので、短時間で安全に行えるようになってきています。
目の手術ですので恐怖感をおぼえれる方は少なくありません。そのお気持ちもよくわかるのですが、手術にはタイミングがあります。白内障手術も待ちすぎると、手術の時間が長くなったり、リスクが高まります。また、目の炎症をおこしたり、急性の緑内障をおこすこともありますので、医師とタイミングをよく話し合ってきめていくことが大切になります。
手術では、混濁した水晶体をとりのぞき、代わりに光を通す、眼内レンズを入れることになります。
眼内レンズには、健康保険適応の単焦点レンズと、選定療養の多焦点眼内レンズがあります。
実際には単焦点レンズを選ばれる患者様のほうが多いですが、その場合でも、ピントの距離をどれくらいに設定するかを術前によく話しあうことで、手術後の見方の満足度がかわってきます。
また、眼内レンズは、言葉通り眼内に埋め込みますので、汚れることもなく一生涯使用できますが、術後の交換はできまん。したがって、レンズの種類、ピントの距離は慎重にえらぶ必要があります。

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診療時間 日・祝
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(手術・特殊検査・ハードコンタクトレンズ処方は予約制です。)

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コンタクトレンズ未経験の患者様の処方は行っておりません。