お知らせ

2024.09.02 視神経の病気(緑内障)

どうして緑内障になったのですか?

『どうして緑内障になったのですか?』

当院は緑内障を専門にしており、外来で緑内障の診断をつけることも非常に多いです。

その際、多くの患者様がショックを受けられ、こう質問されることが多いです。今回はこの質問にお答えしていこうと思います。

そもそも緑内障は、中高年で非常に多く、40歳以上で17人に1人もっているとされますので、まったくめずらしくないのです。

緑内障になる原因ですが、複数あることが多く、一つに特定できません。

緑内障は多因子疾患という病気になり、いろいろな原因が組み合わせって発症します。その因子:原因ですが、

①眼圧が高いこと ➁遺伝 ➂強い近視 ④循環障害(冷え性) ⑤糖尿病 ⑥ストレス ➆薬の副作用 ⑧睡眠時無呼吸症候群 ⑨姿勢 ⑩喫煙

と非常に多岐にわたります。

眼圧が高いことが、もっとも理由として多く、エビデンスが高く、緑内障との関連性が高いです。しかしそれだけでは緑内障の発症や進行の説明(正常眼圧緑内障が非常に多く、増えていること)がつきませんので、

ほかの原因も影響しております。

したがって上記の原因が複数組み合わせって緑内障になるのです。①~④は、もって生まれた要素となりますので仕方ありませんが、⑤~⑩は日常生活で予防はできますので、緑内障の患者様、疑いの患者様は気をつけられたらと思います。

またそれ以外の方でも、上記の項目に複数あてはまるようでしたら、一度眼科受診をおすすめいたします。緑内障は自覚症状がなく出始めて、気づくようだとかなり進行していることが多いためです。

お電話でお問い合わせいただきましても、目を診察せずにお答えすることはいたしかねます。診察で目をしっかり診させていただいたうえで詳しくご説明さしあげます。

 

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診療時間

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眼鏡処方、コンタクトレンズ処方、オクルパッドの受付は終了30分前までとなります。

原則予約不要です。
(手術・特殊検査・ハードコンタクトレンズ処方は予約制です。)

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