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2024.08.25 その他の病気

レスリング金メダリスト鏡選手『目の骨折』

パリ五輪女子レスリング、最重量級で日本人初となる金メダルを獲得された、鏡優翔選手が、自身のXで、

一回戦で相手選手との打撲で、目を骨折していたことを告白されていました。

骨折したままで、勝ち抜いて金メダルを獲得されたのは本当に驚異的です。骨折の内容については、報告されていませんでしたが、おそらく、眼窩底骨折をしたのだと思われます。

鏡選手は日本に帰国してから、検査されたようですが、目を打撲したら、なるべく早く眼科受診をしましょう。

眼窩底骨折は、レスリングなどの格闘技、喧嘩などで、目を打撲した際に、目を入れている骨の入れ物が破損する状態です。

構造的に弱い下側の骨が折れることが多いです。

症状は、痛み以外に、目の動きが悪くなるために、ものが二重に見えたり(複視)、目が落ちくぼんだり、吐き気を覚えたり、頬から唇の感覚が麻痺したりします。

CTで骨折が確認された場合、プレートを入れる手術が必要になることもあります。(鏡選手は大丈夫だったようです。)その場合は、総合病院の形成外科や耳鼻科でおこないます。

したがって、目をつよく打撲した場合には、早めに眼科受診されることをおすすめいたします。

 

お電話でお問い合わせいただきましても、目を診察せずにお答えすることはいたしかねます。診察で目をしっかり診させていただいたうえで詳しくご説明さしあげます。

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