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2024.08.18 その他

正しいサングラスの選び方

『寒さ暑さも彼岸まで』と古くからいいますが、今年の猛暑はまだまだつづきそうですね。毎日35度以上が続いております。日中は大量の紫外線が顔に目に降り注いでいます。

紫外線の防御として、帽子・日傘と合わせてサングラスは有効です。

ただし、サングラスの選び方にはいくつか注意点がありますので、今回はそれについてお話しさせて頂きます。

以前投稿させていただきましたが、紫外線による、目の病気はいくつかあります。例えば、白内障、加齢黄斑変性症、角膜炎、翼状片、瞼裂班などです。

 

まず、『サングラスの色が濃い、黒いほど、紫外線防御効果がある』と思われている方が多いのですが、これはあやまりです。

サングラスの色よりも、紫外線カット率・紫外線透過率が重要になります

 

紫外線カット率は、紫外線をカットする割合で、高いほどよく、99%が理想です。逆に紫外線透過率は低いほどよく、1%が理想的です。

「UV380」「UV400」などの表記もあります。一般的にUV380は紫外線の約90%、UV400は約99%をカットできるとされ、数字が多いほど良いです。

紫外線には、UV-A・UV-B・UV-Cの3種類があります。UV-Aが315~400ナノメートル、UV-Bが280~315ナノメートル、UV-Cが100~280ナノメートルの波長となっており、「UV400」ではほぼすべての種類の紫外線をカットできます。

また色味のことでいうと、色が濃いサングラスは、眼病保護という点ではおすすめしにくいです。色が濃いと、まぶしさは減るのですが、瞳孔がひろがって、目の中に入る紫外線量が増えてしまうのです。

外見の印象も、表情がわからないため、威圧的ともとられる傾向がありますので、薄い色味をおすすめいたします。

こいけ眼科では、多くの眼鏡の紫外線カット率を計測できるレンズメーターがありますので、ご希望の患者様は診察時におっしゃてください。(特殊形状の眼鏡。コーティングが剥がれた眼鏡では計測できないことがあります。)

お電話でお問い合わせいただきましても、目を診察せずにお答えすることはいたしかねます。診察で目をしっかり診させていただいたうえで詳しくご説明さしあげます。

 

 

 

 

 

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