お知らせ

2018.08.08 視神経の病気(緑内障)

前視野緑内障について

前視野緑内障とは、あまり聞き慣れない病名だと思います。最近提唱されはじめた病態です。
緑内障は有名な病気だと思いますが、眼圧が上がることで、視神経を障害することで、視野が欠ける病気です。
視神経や周囲の網膜神経繊維層が障害をうけてから、視野が欠けはじめて、視野検査で異常をみとめるまで、年単位の時間差があります。
この、形態の変化はあるが、視野に異常がない状態を前視野緑内障とよびます。
おおまかに言うと、緑内障になりそうな手前の状態、予備軍です。
前視野検査の診断には、OCTという機械の普及が関係しています。
OCTとは、何回か触れていますが、目のCTです。これで、網膜神経繊維層の厚みが容易にわかるようになり、緑内障のリスクを早期にとらえられるようになりました
OCTで発見された、前視野緑内障を点眼で眼圧をさげると、緑内障に進行することを遅らせることが分かったのです。
よって、緑内障の診療ガイドラインで、前視野緑内障でも、積極的に眼圧をさげて予防をはかりましょうと示されました。
当院では、前視野緑内障の発見にすぐれる、最新のOCTを採用しています。

 

 

お知らせ一覧へ戻る

診療時間

診療時間 日・祝
午前 9:00〜
13:00
○※
午後 15:00〜
18:00

※火曜のみ受付12時まで。また月1回臨時休診がございます。電話でご確認ください。

眼鏡処方、コンタクトレンズ処方、オクルパッドの受付は終了30分前までとなります。

原則予約不要です。
(手術・特殊検査・ハードコンタクトレンズ処方は予約制です。)

緊急手術がある場合、診療時間を切り上げる場合がございます。

コンタクトレンズ未経験の患者様の処方は行っておりません。