お知らせ

2018.08.05 学会・勉強会

アルコン社勉強会に参加しました

昨夜、広島駅近くで行われたアルコン社主催の勉強会 Alcon catract update seminor in 広島に参加してきました。

白内障手術機械、眼内レンズのインジェクター、眼内レンズの3つの演題からなっていました。

白内障手術機械では、慈恵医大の柴准教授が、当院で採用している、最新鋭機械センチュリオンの性能についてくわしく解説されていました。広島の他施設で使用されている、シグネチャーと比較して、マシンのポテンシャルに大きく差があるため、

①術中の患者様への痛み・ストレス ②トラブル時の手術環境の安定性に違いが出るとおっしゃっておられました。

大きな投資となりましたが、センチュリオンを購入してよかったと再認識できました。

次に、大内眼科の大内先生が、眼内レンズのインジェクター、ウルトラサートについて講演されました。

最後に、徳島県の藤田眼科の藤田先生が、アルコン社の眼内レンズの進歩と題して、眼内レンズの歴史と、先月発売されたばかりの、アクティブフォーカスと、年末に発売予定のクラレオンについて触れておられました。

アクティブフォーカスは、現在多焦点眼内レンズで最も売れている、シンフォニーに対抗する形でアルコン社が送り出した新製品です。

藤田先生は、先月の発売以来、すでに24例使用されておられました。視力に関しては、5mの遠方は1.2以上の良好な視力が得られ、同時に50cmの近方でも同様の良好な視力が得られていました。また注目すべきは70cm~1mの中間距離でも0.8以上とかなり良い視力が得られていた点です。

アクティブフォーカスは同社の二焦点レンズ;レストアをもとに開発されています。遠方から中間を重視していますが、近方の視力もよく出ていることに驚かされました。

そして、シンフォニーでも比較的少ない、ハローグレア(夜間の光視症)がさらに軽減されているようです。

現状では、実績と信頼感からシンフォニーを第一選択としていくことに変わりはありませんが、国内のデータの蓄積で良い結果がえられればば導入したいと考えています。

 

 

 

 

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