お知らせ

2018.06.10 学会・勉強会

硝子体内注射剤:アイリーアの勉強会に参加しました。

本日午前、岡山駅のグランビアホテルで開催された、アイリーア発売5周年記念講演に参加してきました。

講演は、アイリーアの基礎的分野について名古屋市立大学の教授が、加齢黄斑変性の治療について、福岡大学筑紫病院準教授の大島先生が、糖尿病黄斑浮腫の治療について久留米大学教授の吉田先生が講演されました。

大島先生の講演では、現在加齢黄斑変性の抗VEGF薬療法の標準になっている、Treat&Extend療法について総説され、現在複数の大学との共同研究で行われている、Treat&Extend療法で、さらに投与間隔を開けるために、悪化時の観察期間を2週間から4週間に空ける方法で、同等の成績をおさめられているとのことでした。

吉田教授の講演では、糖尿病黄斑浮腫の治療について、標準になっているPRN療法について述べられ、特に早期に抗VEGF薬を投与することが視力を保つために重要とおっしゃっておられました重症例では頻回に抗VEGF薬を投与することで長期的に大きく改善できる症例を報告され、レーザー、ステロイド、硝子体手術のそれぞれの効用についても触れておられました。吉田教授は私の九州大学時代の指導医です。

糖尿病黄斑浮腫は難治性の糖尿病の合併症で、いつも治療には苦労しますが、先生のご講演を受け、今までより早いタイミングで抗VEGF薬を投与することにします。(近春の薬価改定ですこし下げられましたが薬剤代が高額なため敷居が高い側面はありますが)

 

 

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