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2021.08.02 その他の病気

さかまつげとは

さかまつげとは、本来目の外側に向いて、目に異物がはいることを防いているまつ毛が、目に当たる方に向いてしまい、目の表面にある角膜に傷をつける状態です。

眼瞼内反というまぶたの向きが目に向いて、多くの睫毛が目に当たる強い状態と、まぶたの向きは正常で、一部の睫毛だけが目に当たる睫毛乱生という状態にわかれます。
傷のために、異物感・痛み・目やに・充血・涙をだして、悪化すると角膜潰瘍という重症な状態になると視力が下がることもあります。
生まれつき、赤ちゃんから持っているもの、高齢になってから発症するものに分かれます。
日本人では、生まれつきの、先天性のものは頻度が高く、ほとんどが眼瞼内反です。軽いものもふくめると10人に1人くらいはもっています。
先天性ものについては、年齢で顔の形が変化し、まつ毛が目から離れていって自然に治ることもよくあります。したがって、まず様子をみることが多いです。

角膜の傷を繰り返す場合、少量の傷はヒアレインなどの角膜保護剤を使用しますが、効果は一時的です。睫毛を抜く方法を一般的におこないます。

睫毛を抜いても、向きの悪い毛根はのこって生えかわるので、定期的に抜いていきます。

先天性のものでも年齢での回復が見込めない場合や、視力を下げる可能性がある場合、また継続して睫毛を抜くことがご負担になってしまう場合には手術をかんがえることになります。手術は眼科以外に、皮膚科・形成外科でもおこないます。

睫毛乱生のために、表面に傷ができています。睫毛を抜く必要があります。

 

眼瞼内反です。多くの睫毛が目の表面にあたっています。

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