緊急事態宣言の全国的な解除をうけて、広島市内でも6/1(月)から中学校・高校の全面再開が決まりました。また、小学校につきましては、6/1(月)から午前授業が再開され、6/8(月)から全面再開となると報道がございました。(地域によって、また私立学校については、ことなる可能性がございますので、個別に学校の方にご確認くださいませ。)

感染の危険性を懸念される保護者様おられますため、安易に喜ぶことはできませんが、安全に十分配慮しながら、日常生活を段階的にとりもどしていくことが必要になってくると思われます。

通常毎年春に行われておりました、眼科検診、視力検診が中断されておりましたので、再開後、適宜おこなわれることになります。

眼科検診はプールの可否もふくまれておりますが、プールも学校によって行わるかどうか分かれると聞いております。

遅れてしまった通常授業をおこないながら、各種検診を安全に配慮しながら行わなければならず、先生方のご苦労がしのばれます。

当院では小児眼科に力を入れております。

もっとも頻度の多い近視に対しては、必要な患児様には眼鏡処方をおこない、まだ必要がない患児様には、予防治療をおこなっております。近年、スマートフォン・タブレット・ゲームの使用拡大にともない、近視人口は年々増加しております。近視予防治療は最近、眼科診療の中でも発展がめざましい領域です。

保険診療のミドリンM点眼と、自由診療でおこなう最新治療のマイオピン点眼をご希望に応じて使い分けております。

また、クロセチンを含むサプリメント：ロートクリアビジョンジュニア(屋外で日光をあびる効果がえられます。)も導入しております。

近視よりも、治療の必要性が高い、斜視・弱視に対しても、視能訓練士とチーム医療をおこなっております。大切なお子様の視力の成長を見守っております。

各種斜視検査、最新治療機械；オクルパッド、アイパッチ、プリズム眼鏡処方をおこなっております。(斜視手術は連携病院にご紹介させていただいておりますが、それ以外の斜視・弱視診療には対応可能でございます。)