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2020.05.21 その他の病気
ブルーライトが老化を早める?
私たちの目は、日夜を問わず太陽光やパソコン、携帯端末機器など大量の光に曝されています。中でも近年増えつつある、発光ダイオード(LED)の光源には青色光(ブルーライト)は多く発せられています。ブルーライトカット眼鏡などもふえてきています。
ブルーライトは人体に対し、眼精疲労や近視を悪化せるだけでなく。紫外線と同じく目の網膜や黄斑部にダメージをあたえ、失明原因の上位に位置する“網膜色素変性症”や“(加齢)黄斑変性などの網膜疾患を引き起こす原因の1つとされています。
それ以外に、睡眠障害、肥満、精神疾患、癌との関係も指摘されています。
今回、著名英文雑誌に、昆虫を用いた研究で、ブルーライトが脳細胞にも損傷を与えて老化を早める可能性がしめされました。
ショッキングですね。
スマートフォンはいまや生活に欠かせないものになっていますが、ブルーライトカット眼鏡もそうですが、根本的に、スマートフォン、パソコンに接する時間も可能であれば減らした方が良いでしょう。
以下論文のサマリーの和訳です。
『米オレゴン州立大学教授のJaga Giebultowicz氏らによると、発光ダイオード(LED)が発するブルーライトは、網膜だけでなく脳細胞にも損傷を与える可能性があるスマートフォン、パソコン、照明器具などが発するブルーライト(青色光)に日常的に曝露すると、たとえその光が眼に届いていなくても、老化が早まる可能性があることが、昆虫を用いた研究で示された。米オレゴン州立大学教授のJaga Giebultowicz氏らによると、発光ダイオード(LED)が発するブルーライトは、網膜だけでなく脳細胞にも損傷を与える可能性がある
毎日12時間ブルーライトを浴び、12時間暗闇の中で過ごしたハエでは、暗闇の中だけで過ごしたハエやブルーライトをカットした光の中で過ごしたハエに比べて寿命が有意に短いことが分かった。また、ブルーライトを浴びたハエでは、網膜細胞と脳の神経細胞に損傷がみられ、ハエがよく行う壁をよじ登る能力も低下していた。』
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