お知らせ

2020.05.10 その他の病気

色覚異常について

緊急事態宣言にともない、休校も延長されており、お子様ご自身、親御様にもご負担がつづいております。

時期は未定でございますが、学校が再開されますと、視力検診・眼科検診・色覚検査もおこなわれます。

色覚異常は以前色盲・色弱とよばれていたもので、頻度はおよそ男性の20人に1人、女性の500人に1人と言われております。また遺伝性の強い疾患となります。色覚異常にも色々なタイプや程度の差があります。

色覚異常者に対する差別を助長するとして、平成15年度からは学校で定期検査として色覚検査が行われなくなりました。その結果、進学や就職の時期までに色覚異常を自覚せずにいた生徒が、希望する道へ進めない例が出るようになり、平成28年4月から学校で再度色覚検査が行われるようになりました。

現在有効な治療法が有るわけではありませんが、児童生徒が自らの色覚の特性を理解しておくことは大切です。

将来の職業を自身の特性にあわせて選択をする手がかりになります。)

理工系、医歯薬系の大学でも進学は可能です。

一方で、職種の中には、職業の特性上、色覚異常が問題となってしまう職種があります。(例:電車の運転士・飛行機のパイロット・自衛官・警察官・消防士など) また、就職はできますが、色覚異常がハンデとなる可能性がある職種もあります。(例:印刷・塗装・線維工業・イラストレーター・美術系、野菜や魚の鮮度の選定など微妙な色識別を要する職種)

将来の職業を選択する前に中学生までに色覚検査を一度は受けることをおすすめいたします。当院では色覚検査の種類は、石原式色覚検査表Ⅱ国際版、パネルD-15という色相配列検査をくみあわせて正確な診断をおこなっています。

医師、視能訓練士からくわしい説明をさせていただいています。

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診療時間

診療時間 日・祝
午前 9:00〜
13:00
○※
午後 15:00〜
18:00

※火曜のみ受付12時まで。また月1回臨時休診がございます。電話でご確認ください。

眼鏡処方、コンタクトレンズ処方、オクルパッドの受付は終了30分前までとなります。

原則予約不要です。
(手術・特殊検査・ハードコンタクトレンズ処方は予約制です。)

緊急手術がある場合、診療時間を切り上げる場合がございます。

コンタクトレンズ未経験の患者様の処方は行っておりません。