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2020.04.30 その他の病気

黄砂やPMによるアレルギー性結膜炎

スギやヒノキの花粉のピークが過ぎても目のかゆみでお困りでないでしょうか?黄砂やPM(粒子状物質)などの環境因子が関与している可能性があります。生活環境の変化に伴い、環境因子により、もともとのアレルギー性結膜炎の症状が強くなる場合があります。環境因子には黄砂、大気中のPM、などがあります。黄砂は2月から5月によく観測されます。

黄砂の粒子の大きさはおおよそ5から100μmの大きさです。黄砂には細菌や真菌などが付着していることがあります。

一方PMは同様に春から初夏にかけて観測されることが多いです。大気中の微小粒子状物質(SPM)の中で、粒子径が2.5μm以下の小さな粒子のことをPM2.5といいます。

その成分には、炭素成分、硝酸塩、硫酸塩、アンモニウム塩の他に、ケイ素、ナトリウム、アルミニウムなどの無機元素などが含まれます。

中国での大気汚染が有名ですが、日本でも日常的に存在しています。家庭内でも、喫煙や調理、ストーブなどからも発生します。

環境大気中での化学反応により発生する2次生成粒子は、火力発電所や自動車などでの燃料燃焼、塗料や石油などの蒸発によって発生します。

PM2.5自体がアレルギーを起こしやすくし、物理的な刺激がアレルギー性結膜炎を引き起こしている可能性がいわれています。

今の時期は、ヒノキ花粉ものこっていますが、黄砂やPM2.5もアレルギー性結膜炎を起こし、目のアレルギーがもっとも起きやすい時期です。

かゆみ、充血、違和感、目やになどが長引く場合は、眼科を受診されることをおすすめいたします。当院ではアレルギー性結膜炎の治療はもちろん、アレルギーのお原因検索も積極的におこなっています。

 

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