多くの学校の視力検診がおこなわれています。
当院では、お子さまの視力をまもるため、様々な治療法をそろえています。
近親予防治療として、2種類の点眼薬があります。
ミドリンMという、目の緊張をやわらげる点眼薬と、ワックというピントをあわせる筋肉を運動させる訓練機を組み合わせる治療法を標準的におこなっています。
また、自由診療となり、高額になってしまうのですが、マイオピンという、輸入の新規の点眼薬も使用しています。
治療費の負担は無視できませんので、明らかに進行のはやいお子さま、ご両親とも強い近視のお子さまなどが対象になります。
これは、県内でも、少数の施設でしか対応していません。
また、一般的に知られていないのですが、近視より遠視のほうが、視力への悪影響がおおきいのです。
遠視をすぐに測定する最新機械、スポットビジョンスクリーナーを使用し、早期発見につとめています。
薬剤負荷屈折試験という精密検査で、弱視をみとめた場合には、オクルパッドという最新機械で治療をおこなっています。
遠視治療は年単位の治療が必要になります。