今春、視覚障害者の判定基準が、20数年ぶりに、大きく改定されました。
ポイントはいくつかありますが、
１つは従来のものでは、両目の視力の和(足し算)を元に判定していましたが、新基準では、実際にそくして、良い方の視力を元にするようになっています。
もう１つは、従来は視野検査を、ゴールドマン視野検査を主としていました。そのため設備のある総合病院への紹介が必要となることが多かったです。
しかし、新基準値では、当院にもあるハンフリー視野検査で対応できるようになり、患者様の負担がへるようになりました。
さらに、見る対象の見にくさ(中心暗点)を評価するようになりました。
当院では、ロービジョン外来をおこなっており、視覚障害者として認定された患者様のケアに力をいれています。