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2018.04.02 その他の病気

小児眼科診療の実際

小児の眼科診療では、まず、眼位;斜視がないかを診ます。(斜視はかりに乳幼児であっても手術になることがあるからです。)次に屈折:近視・遠視・乱視の程度を評価します。

視力が正式に測れるのが2-3歳からですが、それ以前の年齢でも、スポットビジョンスクリーナーという最新機械で、近視・遠視・乱視の有無と斜視がないかを調べることができます。

この年齢では、近視・遠視・乱視の中では遠視が最も注意しなければなりません。遠視が強くなると弱視という、視力が発達出来ない状態におちいる危険性があるからです。ほかの近視・乱視では弱視になることは稀です。

また、俗にガチャ目という不同視の状態も、弱視のリスクがあり要注意です。

例えば、片目が近視で、反対眼が遠視だったり、遠視の程度左右差が強かったりする状態です。

視力が測定できるようになっていれば、視力の成長が年齢相応かどうか、また家族歴があれば色覚検査も適宜おこないます。

眼球自体の診察では、通常の結膜炎のほかに、特に小児に多い眼瞼内反症(逆まつげ)、鼻涙管閉塞(るいせんのつまり)

、また稀ですが、先天性の白内障や先天性の緑内障がないかもチェックしています。眼底の黄斑部の発達の状態も確認します。

 

 

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診療時間

診療時間 日・祝
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13:00
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午後 15:00〜
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※火曜のみ受付12時まで。また月1回臨時休診がございます。電話でご確認ください。

眼鏡処方、コンタクトレンズ処方、オクルパッドの受付は終了30分前までとなります。

原則予約不要です。
(手術・特殊検査・ハードコンタクトレンズ処方は予約制です。)

緊急手術がある場合、診療時間を切り上げる場合がございます。

コンタクトレンズ未経験の患者様の処方は行っておりません。