お知らせ

2021.04.06 視神経の病気(緑内障)

緑内障とは

緑内障とは、眼球の一番奥にあり、脳につながる視神経が障害される病気です。症状は視野がゆっくりと欠けていくことです。
発症してすぐは、視野障害の範囲がせまいことと、反対の目の補って見せる力で気づかれることは少なくなります。
原因は、ご本人の視神経の耐えれる強さをこえて眼圧が上がることです。眼圧の正常値は10-21です。人間ドックなどで計測することもありますが、眼圧正常範囲でも緑内障になってしまう、正常眼圧緑内障が日本人では特に多いので、眼圧がよくても安心はできません。
一般的に年単位で進行しますが、回復できない障害となってしまいます。
年齢とともに増えていき、40歳以上では17ー18人にお一人がなることが大規模スタディでわかっています。女性の方が男性より多くなります。失明原因の第一位で眼科のもっとも重要な病気です。
治療は目薬で眼圧を下げることが主体ですが、点眼で眼圧・視野のコントロールが難しくなった場合、レーザーや手術をおこなうこともあります。
緑内障の点眼は種類が多く、点眼回数は1-2回のものが多いです。点眼としては強いものが多く、刺激感・充血を感じることはすくなくありません。また一部に強い副作用が出ることもありますので、注意が必要となります。
眼圧・視野の反応をみて、効果が弱い場合は、点眼を変更したり、追加したりします。
完全に回復できない病気ですので、治療は、一生涯にわたります。根気よくつきあっていく必要があります。軽症のうちは自覚症状にとぼしいですが、治療を継続することで、将来の見方が違ってきますので、とにかく点眼を続けることが重要になります。
お若くして発症すると治療が難しくなりやすいです。

お知らせ一覧へ戻る

診療時間

診療時間 日・祝
午前 9:00〜
13:00
○※
午後 15:00〜
18:00

※火曜のみ受付12時まで。また月1回臨時休診がございます。電話でご確認ください。

眼鏡処方、コンタクトレンズ処方、オクルパッドの受付は終了30分前までとなります。

原則予約不要です。
(手術・特殊検査・ハードコンタクトレンズ処方は予約制です。)

緊急手術がある場合、診療時間を切り上げる場合がございます。

コンタクトレンズ未経験の患者様の処方は行っておりません。