お知らせ

2019.07.18 視神経の病気(緑内障)

日常生活と眼圧

眼圧を上げないために日常生活でどういうことに気をつけたらよいでしょうか。これはとてもよくお受けする質問です。

答えは「ふだん通りの生活で結構です。とくに変える必要はありません」というものです。残念ながら、患者さんの努力で眼圧をコントロールできることはほとんどありません。

確かに、「水を1リットルも飲めば眼圧が上昇する」とか「うつぶせを1時間続けると眼圧が上昇する」とかいった事実は知られていまして、そのことを根拠に「お茶をあまり飲まないように」「寝るときは仰向けで」といった指導がされることもあるのですが、ほとんど意味がないと思われます。

なぜなら、たとえ水分を多量に摂ってもすぐに尿になって体外に出ていきますし、うつぶせで眼圧が上がってもあくまでも一時的なもので、うつぶせをやめればすぐ元に戻るからです。眼圧は数日・数週間・数ヶ月といった長期にわたって持続的に高いときにはじめて視神経の変化をきたしますので、短時間の上がり下がりは気にしなくてよいと思ってください。
むしろ、日常生活に不必要な制限を加えることのデメリットのほうが大きいのです。

眼圧を下げる必要があるなら、きちんと薬を使うべきなのです。
目薬を忘れずにさすとか、きちんと眼科に通って眼圧チェックをすることこそが大事なのです。

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