当院の重要な理念は『最新最善の眼科医療をご提供』することです。その実現のために、開院以来最新の機械・設備を積極的に導入し続けています。

今年に入ってその動きは加速しています。最新のクラウド型電子カルテ『M3デジカル』・オンライン資格確認装置・自動釣銭機・手術専用椅子『メプロV』と1-2か月毎に購入設置いたしました。

(またさらに導入していく予定です。)

開院前も開院後も、県内外の有名眼科に見学にうかがい、有用なものを取り入れてまいりました。また新規開業の先生方の内覧会にご挨拶にうかがう際にも、設備・機械もみさせていただき、機械購入の参考にもさしていただいております。

結果として、機械・設備の充実度は市内トップクラスになっていると思っております。

このように最新機械を自由に導入できるのは、個人事業主である開業医のメリットの一つだと思っております。

勤務医の場合、機械を購入する場合、病院会議にはかって、他の先生方、経営陣の了解を得る必要があります。リアルな話になってしまいますが、その機械を購入することで、検査料・手術料がどれだけ上がるかをしめして、承認をえることで購入することができます。

ここは、一般的な企業の設備投資とおおきくかわらないのです。また年間の予算枠をこえることもできません。

当院では、重要性の高い機械は、故障した場合、外来や手術がストップしてしまう可能性を考えて、スペアを購入している機械も多いのですが、それが認められる可能性は低くなります。

一方、開業医の場合は、院長・副院長という少数の医師だけで、機械購入を決定することが出来、予算枠というものも基本的にはなく、自由度が高いです。

私は、患者様からいただいた貴重な診療報酬を、患者様をふくめ地域の皆様に還元したいと考えて導入をつづけております。

また、開院当初、苦しい時期をささえてくださった、ディーラーさん、機械メーカーさんに恩返しをしたいという気持ちもございます。

すみません。今回は私の気持ちをストレートに表現しすぎてしまったかもしれません。勤務医にくらべて開業医の方がすぐれているということでも決してございません。

ただ、機械購入に関する、私個人の気持ちをお伝えしたかっただけなのです。