医療DXとは、厚労省が中心となりおしすすめている医療機関におけるDX(デジタルトランスフォーメーション）のことを指します。 医療の現場において、デジタル技術を活用することで、医療の効率や質を向上させることです。

『医療の各段階（疾病の発症予防、受診、診察・治療・薬剤処方、診断書等の作成、診療報酬の請求、医療介護の連携によるケア、地域医療連携、研究開発など）において発生する情報やデータを、全体最適された基盤を通して、保健・医療や介護関係者の業務やシステム、データ保存の外部化・共通化・標準化を図り、国民自身の予防を促進し、より良質な医療やケアを受けられるように、社会や生活の形を変えること』

と厚労省は定義しております。

当院も、医療DXの院内導入を積極的にすすめております。

昨年に最新のクラウド型電子電子カルテM3デジカルを導入しました。国内シェア上位ですので、いずれ施行される、全国の医療機関の電子カルテの共通化に対応できます。

さらに近春、マイナンバー健康保険証への対応、自動釣銭機も導入いたしました。厚労省が目指している、医療の質の向上・効率化に資するだけでなく、患者様の待ち時間短縮にもつながります。(現在、待ち時間対策に注力をしております。手術・処置、術前検査・術前説明、特殊検査などをのぞく、通常診察では1時間以内に帰宅いただけることを目指しており、おおむね達成できております。)

最新の機械・システムも使用するのは人間です。機械的・事務的でなく、心のこもった暖かい診療につとめてまいります。