タレントのロンドンブーツ1号2号の田村淳さんが、色付き眼鏡をかけてテレビに出演されていることに対して、一部で心無い批判がありました。

実際には田村淳さんは重症のドライアイをお持ちで、症状の緩和のために、仕方なく装用されているとのことです。

ドライアイは、目の表面にある涙の膜がうまく機能しなくなり、目が乾燥してしまう症状です。涙は目を保護するために非常に重要であり、涙が不足すると目の表面に損傷を与えたり、炎症を引き起こしたりすることがあります。

まぶしい光を浴びると症状が悪化しやすいため、テレビの撮影現場は特に悪い環境となりますのでは特に色付き眼鏡は必要であったと思います。

ドライアイは、国内に推定で2,000万人いるとされるとても身近な目の病気になります。涙が少なくなることで、さまざまな目の症状を引き起こします。年齢で涙の産生が衰えますので、高齢になるほど増えますが、エアコン、パソコン・スマートフォンの使用、粘膜メイクが悪化させますので、若い方でも増加しています。

まず目薬による治療が基本となりますが、症状が改善しない場合、プラグという処置をおこなったり、目の体質を改善する目的で、マイボーム腺梗塞の治療を行います。

当院では、いずれの治療にも対応できます。また、田村淳さんが使用されているような、色付き眼鏡：医療用サングラス(遮光眼鏡)の処方もおこなっております。かなり時間のかかる計測になりますので、月1回の完全予約制になります。また補助金の対象とはなりません。

ドライアイでお悩みの患者様は、まずは予約不要ですので、ご遠慮なく相談にいらしてください。