年明けより、カルテの移行作業を毎日深夜までおこなっておりますので、更新がとどこおっておりました。

昨日1/12診療後に、広島大学大学院にておこなわれた第299回症例検討会に参加してまいりました。

広仁会館という、キャンパス内の建物で行われましたが、大学生時代に、授業を受けていた教室のすぐそばにありますので、懐かしい感情がわきあがってまいります。

最近、同級生が、若くして、皮膚科の教授に就任しました。学生時代(25年位前ですが)には、一緒に授業を受けていたのに、今は講義をおこない、学生や、医師を指導する立場になったわけです。(彼は特別優秀で、熱心でしたが)

時間の経過を感じてしまいます。

一般公演のあとに、『緑内障とAI診断』という特別講演があり、興味深く拝聴しました。AI診断は現在のトピックであり、講演の合間に、広大の先生から、スマートフォンに接続した眼底カメラで、遠隔診断をおこなうシステムを構築するプロジェクトの告知もありました、これもAI診断の1種になると思います。とても面白い試みだと思いました。

スマートフォンを、訪問看護師さんや、眼科以外のドクターが撮影し、クラウドに載せて、広大眼科で一元的に管理、診断することを目指しているということでした。

時代の進歩で、従来見落とされていた可能性のある、眼科医不在地域もカバーできるようになれば、素晴らしいこころみだと感じました。