お知らせ

2020.09.18 その他

秋の視力・眼科検診

現在、それぞれの学校で秋の視力・眼科検診がおこなわれております。

私も近隣の矢野中学校、矢野西,矢野南小学校に、近日中に検診にうかがいます。

当院では、小児眼科に力を入れております。

まず令和2年11月までの休診予定です。 9/29(火), 10/27(火), 11/10(火)となっております。

今回のトピックは学校の眼科検診についてです。現在、それぞれの学校で秋の視力・眼科検診がおこなわれております。
私も近隣の小中学校に、近日中に検診にうかがいます。
当院では、小児眼科に力を入れております。

視力検診でもっとも多く指摘されるのはやはり近視です。
最近、児童がスマートフォンなどデジタル端末に接する機会が増加し、また新型コロナウイルス感染拡大にともない休校の期間がありました。この間、ゲームなどをする時間が増えたと思います。近方作業時間が長くなると、ピントを合わせる際に働く眼の中の毛様体筋という筋肉に負担をかけます。毛様体筋が勤続疲労を起こし、過緊張を起こ、近方にピントが合ったまま固まってしまう状態になります。
これが以前「仮性近視」といっていた、近視のはじまりの段階で、本格的な視力低下の原因につながります。

近視に対しては、2種類の予防薬を使用しています。従来ミドリンM点眼薬と予防訓練機:ワックを組み合わせる治療をおこなっており、通常の眼科でもおこわれています。当院では、数年前から、最新の予防治療薬である低濃度アトロピン:マイオピン点眼も導入して積極的に予防治療をおこなっています
目の長さ:眼軸長の伸びを抑制することで、大規模スタディで近視予防効果が、実証された世界でもはじめての点眼薬です。
また新しい取り組みとして、慶応大学眼科で開発された、近視進行予防のサプリメント:ロートクリアビジョンジュニアも併用しています。
これは、日光浴びて外遊びをする機会が減って近視が増加しているため、それを補う成分:クロセチンがふくまれています。
飲み込む小さなカプセルタイプなので、カプセルが飲めない小さなお子様には、噛んで食べられるおやつタイプの姉妹品もあります。

また、児童の視力の発達をおびやかす斜視・弱視に対しては、各種検査機械で検出し、専門の視能訓練士と私で診療にあたっております。特にケアが必要な症例では、予約制で十分に時間をおとりしております。

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診療時間

診療時間 日・祝
午前 9:00〜
13:00
○※
午後 15:00〜
18:00

※火曜のみ受付12時まで。また月1回臨時休診がございます。電話でご確認ください。

眼鏡処方、コンタクトレンズ処方、オクルパッドの受付は終了30分前までとなります。

原則予約不要です。
(手術・特殊検査・ハードコンタクトレンズ処方は予約制です。)

緊急手術がある場合、診療時間を切り上げる場合がございます。

コンタクトレンズ未経験の患者様の処方は行っておりません。