緊急事態宣言の延長にともない、皆様にとって過剰な負担をしいる大変な時期がつづいております。STAY HOMEを守っておられると、運動の機会がへってしまっておられると思います。

現在、「テレワーク」（在宅勤務）を採用する企業が急速に増加しています。社内の会議はインターネットを介したものに切り替えられ、取引先への商用での訪問の機会も極端に減少しています。

お子様も学校に通学しないため、運動量がへっていることでしょう。

筑波大学大学院が健康機器メーカーのタニタが東京都内にオフィスがある大手企業の社員およそ100人（平均年齢48歳）を対象に行った調査を分析したところ、新型コロナウイルスの影響が現われる前は、1日の歩数は平均約１万1,500歩だったものが、テレワークに切り替えた社員は、その歩数が29％減り、座っている時間も長くなっていたことがわかりました。

身体活動量の減少が多くの疾患リスクの増加につながることは、よく知られています。例えば、肥満、肥満症、メタボリックシンドロームやフレイル、あるいは糖尿病、脂質異常症、高血圧、骨粗鬆症、サルコペニアなどの生活習慣病は、いずれも身体活動量が少ないことがそれらの発症および発症後の進行にかかわります。

新型コロナウイルス感染の重症化のリスクとしても、肥満や一部の生活習慣病が指摘されていますので、STAY HOMEをまもることで、結果として、感染する可能性は減らせますが、感染すると重症化しやすいという、悩ましい問題もございます。

自宅でも、テレビをみながら、足踏み運動をしたり、ダンスしたり、ダンベルをしたり、柔軟体操をしたりと、運動することを取り入れてみてはと思います。

ちなみに私もステッパーを購入し、家族全員でしています。

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