お知らせ

2018.01.25 網膜の病気

レーザー治療について

レーザー治療は光凝固ともいい、眼底の治療では歴史ある療法です。用途は主に2つになります。
第一に、網膜剥離・裂孔・円孔の治療です。これは網膜に孔が開く状態(裂孔・円孔)をもとに網膜が剥がれて剥離になるのを防ぐ療法です。
孔が開く原因として、加齢変化で内側の硝子体が収縮する際に裂けること。また殴られたり、ボールにぶつかったりという外傷がもとで裂けることの二つが多いです。
レーザーでは、網膜に熱エネルギーで火傷を負わせ、下側の組織と接着させる作用で、網膜の剥がれの進行を、堤防のようにおさえます。
第二に、糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症などの血流が悪くなる病気で、病気の活動性を抑える作用です。これらの病気では血流が悪くなると、酸素不足を補うために新生血管というもろい血管が生えてきてしまいます。
新生血管が破れると、急激に視力が低下する硝子体出血や、増殖組織に引っ張られることで網膜剥離を起こしたりして視力を失っていってしまいます。
血流の悪い部分にレーザーを当てて、病気の進行を抑えます。網膜剥離のレーザーと違い、広範囲に多く打つことになるので、眼への負担はより強く、合併症が出やすくなります。たとえば、視野が狭くなる、色の識別が弱くなる、また浮腫を起こして視力を下げるなどです。

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診療時間

診療時間 日・祝
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13:00
○※
午後 15:00〜
18:00

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眼鏡処方、コンタクトレンズ処方、オクルパッドの受付は終了30分前までとなります。

原則予約不要です。
(手術・特殊検査・ハードコンタクトレンズ処方は予約制です。)

緊急手術がある場合、診療時間を切り上げる場合がございます。

コンタクトレンズ未経験の患者様の処方は行っておりません。