お知らせ

2022.09.16 網膜の病気

黄斑変性最新治療薬の勉強会

昨日診療後、Zoomによるオンライン勉強会を聴取いたしました。テーマはタイトルの通り、黄斑変性の最新治療薬『バビースモ』についてでした。

杏林大学眼科の高橋講師から、『バビースモ』についての特別講演があり、その後、県内の主要病院の先生から、黄斑変性の症例提示がありました。

『バビースモ』の特徴は、従来の黄斑変性のメイン治療薬『アイリーア』に比較して、維持期において、2倍の期間有効性があるとしめされたことです。

当院でも、本格的に『バビースモ』使用をはじめています。初期の合併症はありませんでした。今回の勉強会でも、『バビースモ』による作用の持続性が示されていました。

黄斑変性の抗VEGF療法:硝子体注射は、1回で治るということは期待できず、継続して投与することが重要です。投与間隔が開けられる可能性が高い、『バビースモ』は患者様にとってメリットの多い治療の選択肢になりそうです。

当院では、『アイリーア』『ルセンティス』『ベオビュ』『ラニビズマブBS』『バビースモ』すべての抗VEGF薬を採用し、患者様にとって、最善の薬剤をご選択いただき、毎月多数の症例を手掛けております。

漫然と同一薬剤をつづけることは、視力にとって、経済的ご負担にとって、良い選択ではないかもしれません。

他院からの転院も積極的に受け入れておりますので、お気軽にご相談にいらしてください。

硝子体という目の中心部に薬剤を投与します。ほとんど痛みなく短時間で(数分で)おわります。

加齢黄斑変性の眼底像です。出血と浮腫(水ぶくれ)を起こしており、活動性のつよい状態です。

 

最新治療薬『バビースモ』です。投与方法、投与前後の生活は従来の薬剤と変わりありません。

 

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